牛乳の是非について考える
牛乳を飲む事の是非について最近考えています。
牛乳は私達の食生活の中で、
飲用はもちろんのこと、
料理やお菓子の材料、パンでもなんでも
かなり密着食材であります。
無くてはならない存在?
ヨーグルトとかチーズとか、作られないもんね?
それでも本来、日本人の食文化に必要だったか?というと
必要ではなかった。
欧米型食生活の物。
よって、人体の構造も腸の観点から
日本人は余り、乳製品向きでは無い、と言われている、、、でも
食生活の変化で、子供の体型も変わってきているように、
もうそれなりに日本人も乳製品への順応性を装備して進化してきているのか?
それならそれで良いと思うのです、
昔は体質的に合わなかったけど、今は大丈夫なのであれば、それで良し。
仮にそうだったとしても、
今度はその酪農業界の実態が気になるところ。
牛に限った事じゃ無く、
卵を産む鶏達だって、
食肉用の牛、豚、鶏だってそうなんだけど、
大量生産&販売目的の飼育方法で
荒んだ飼育環境に、病気に、それを抑え付ける薬物に、
ホルモン剤やら人工飼料やら、
それぞれの動物の生態を無視して、
ひたすら人間の都合のみにフォーカスして工業化した実態、、、
動物側が気の毒という気持ちは当然発生するけれども、
それなら一つも食うなよ、ベジタリアンになれよ、とかそういう次元じゃ無くて、
人間が同じ人間にそんな劣悪環境で生産した乳を世の中に平気で売る、という事が
当たり前になっている現実が恐ろしくて、
良く中国の食に対するいろんなトンデモが報道され驚愕している日本人だけれども、
大して違わない事が国内でも行われているんだな、と動画を観て思ったわけです、、、。
売れりゃあいいと。
余計な事は知らなくて結構。
売れて、売れ続けてくれ、循環してくれ、お金が絶えないように、、、。
なんか、、、よく牛乳飲まなくなったら
酪農家はどうしたらいいんだ、どうやって食ってくんだー?とか
短絡的同情を求めるコメントって良く見かけるけれど、
なんかね、、、牛乳に限らず、野菜も米もそう、
生産者の思い、どういう思いをもって何かを生産しているか、って
とっても重要。
野菜作りに農薬とか平気でガンガン使って、
それは売るために、生き延びるために、、、
使わないと手間暇かかるからやってけない、っていうタイプは
良い物を作りたい気持ち < 生活するお金
なんだなぁ。
実際、手間暇かけて悪い物を排除した生産方法を選ぶ人達は
全体から見れば少ないけど、一定数いらっしゃる。
価格設定は高くなって当然だよね。