いろんなキッカケ

「いろんなキッカケで次々に行動を連鎖させていく才能」要するに「イキアタリバッタリ力(りょく)」を 、ポジティヴに捉え、日々のいろんなキッカケとそれによって学んだことなどを記録していきます。

永久保存版の名台詞

ドラマ「明日、ママがいない」からの名言です。
最近、内海聡先生がfbで紹介されていました。
私も勿論このドラマは欠かさず観ていて、何度も涙し感動しました。
いい事言うドラマでした。

以下、引用。

持ってる枕をその胸に抱きなさい。
お前たちは何に怯えている?

お前たちは世間から白い目で見られたくない。そういう風に怯えているのか?
だからそうなるかもしれないあいつを排除する。そういうことなんだな?

だがそれは、表面的な考え方じゃないのか?
もう一度この状況を胸に入れて考える事をしなさい。
お前たち自身が知るあいつは本当にそうなのか?
乱暴者でひどいニンゲンか?
そんな風にお前たちはあいつからひどい行為や圧力を受けたことがあんのか?
なれば、何故かばおうとしない?
世の中がそういう目でみるならばあいつはそういうニンゲンじゃないと何故戦おうとしない?!
貴方たちはあの人の事を知らないんだとひとりひとり目を見てそう戦おうと何故思わない?!

臭いものに蓋をして、自分とは関係ない、それで終わらせるつもりか?

オトナならわかる。オトナのなかには価値観が固定され、自分が受け入れられないものは全て否定し、自分が正しいと声を荒げて攻撃してくるものもいる。
それは、胸にクッションを持たないからだ。
わかるか?そんな大人になったらおしまいだぞ。
話し合いすら出来ない、モンスターになる。
だが、お前たちは子どもだ。まだ間に合うんだ。
一度心に受け止めるクッションを、情緒を持ちなさい。
この世界には残念だが目を背けたくなるようなひどい事件や辛い出来事は実際に起こる。
だが、それを自分とは関係ない。関わりたくないとシャッターを閉めてはいけない。
歯を食いしばって、一度心に受け止め、
何がひどいのか
なにが悲しいのか
何故こんなことになってしまうのか
そう考える事が必要なんだ。
お前たちはかわいそうか?
本当にそうか?
両親がいても毎日のように言い争いをしている、その氷のような世界にいる子ども達はどうだ。
両親がそろってるくせにと冷たく突き放すのか?
もっと辛い子も沢山いる。
誰かに話したくても言えない子もいる。
それでもお前たちは、
世界で自分が一番かわいそうな子どもだと思いたいのか?
そうだ、違うだろ。うんざりだろ。
上から目線でかわいそうだなんて思われることに。
なにがわかるってんだ。
冗談じゃない。
かわいそうだと思う奴こそがかわいそうなんだ。
つまらん偽善者になるな。
つまらんオトナになるな。
つまらんニンゲンになるな。
お前たちが辛い境遇にあるというならば
その分人の痛みがわかるんじゃないのか?
さびしいとき、そばに寄り添ってもいいし、
自分がそうして欲しいことを何故しようとしない。
お前たちがこころにクッションを持てないというならば、これからはたとえどんないい条件の里親が現れても、実の親がもう一度迎えに来たとしても俺はこの家からお前たちを出さんぞ。絶対出さん!
いいか、最後にもう一度言うぞ。
一度、心に受け止めるクッションをその胸に持ちなさい。
世界に存在する、あらゆる穢れや醜さから目を背けず、一度受け止めてみなさい。
それが出来る人間は、一方でこの世界の美しさ、愛しさを知ることができるだろう。
お前たちは傷つけられたんじゃない。
磨かれたんだ。
明日、ママがいない|日本テレビ