いろんなキッカケ

「いろんなキッカケで次々に行動を連鎖させていく才能」要するに「イキアタリバッタリ力(りょく)」を 、ポジティヴに捉え、日々のいろんなキッカケとそれによって学んだことなどを記録していきます。

明日、ママがいない全編を観終えて

世間に大反響を呼んだ
ドラマ「明日、ママがいない」ですが、

前回は1カ月以上前に感想を書いています。↓
「明日、ママがいない」第4話時点での正直な感想 - いろんなキッカケ

先日で最終回。

あっという間の9回。

9回なんて短いですね。

2カ月過ぎたぐらいで終わりなんて。

ドラマとして総じて優秀な作品かと言うと、
正直、無理矢理感をそこかしこで感じましたので、

きっと外部圧力に対応した結果がそうさせている部分も
あるんだろうなと思います。

全体的に切り貼り感が最後まで感じられたので、

原作(ってあるのかな?確か無かったかな。)があれば
それで完全版を読むなりしてみたいと思えます。

それぞれの登場人物の背景の
過去やその後が気になり過ぎます、、、。


ただ
三上博史さん演じる魔王の発言に
たくさん良いメッセージが含まれていて、
とても良かったです。

ドラマ云々の話ではなく、
この話を作った人の想い、真意が良く解り、

なんだかいじめの原因になるとか、
児童養護施設に対する誤解を生じるとかいって
騒いでいた人達、、、
今でも文句を言い続けているのかな?

世間の表面的空気を読んで
先走って
自分のところの評判や売り上げだけを気にして
スポンサーを降りたチキンな企業とかね、、、。

あらあら、って感じ。

シーン的には

ドンキが実母を選ばず、里親を選んだ場面が印象的でした。

「事実の親」と「真実の親」

という表現がとても印象的。

とはいえ、
男関係にだらしなく、問題有りの実母が
短絡的にであっても我が子を取り戻そうとして、
我が子に選ばれなかった辛さみたいなものも想像してしまいます。

でも薄っぺらい辛さだとは思いますが。

とはいえ
「腹を痛めて産んだのに‼︎!恩知らず!」みたいな内容の捨て台詞で
去って行くだけだったので、
まだあの実母の頭は弱かったと思います。

最後に
実の子供を失っている魔王と
芦田愛菜ちゃん演じる実の親を知らないポストが
一緒になる、くっ付く展開ですが、

ずっといがみ合って居た同士が
まさかの彼氏彼女になる、みたいな
恋愛模様のストーリーみたいだなぁ、と思いました。

とても良いと思いますが。

施設の子達が里親と面接するのは、
ある意味お見合いみたいだし、

実際、私自身が昔、
某健全な出会い系サイトでいろいろな男性と出会って居た頃は、
初対面の事を「面接」と呼んでいましたし、
業界的にはスタンダードな呼称でした。

切り貼り感はあっても、

全ての登場人物が愛おしく思えるし、
何度も涙ボロボロ流されましたし、
確実に心に響く内容はたくさんありましたね。

終わっちゃったのは淋しいです。

こう思うと、
私、入り込んでたんだなぁ、、、と思います。